大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

1月18日

焦って抜かなかった雑草のさし絵

焦って抜かなかった雑草

― 焦って裁かないこと ―

農夫のメイが麦を蒔いた畑に、ある夜、誰かが雑草の種をまぎれこませていった。

芽が出てみると、麦の間に雑草が混ざっていた。使用人たちは「今すぐ抜きましょう」と言った。

メイは首を振った。「今抜いたら、根がからまって、麦まで一緒に抜けてしまうかもしれない」

「収穫の時まで、一緒に育てよう。そのときに、ちゃんと選り分ければいい」

秋になり、麦は豊かに実った。メイは慌てなかった自分を、少しだけ誇らしく思った。

すぐに白黒つけたくなる気持ちを、少しだけ脇に置いてみる。それも、一つの強さかもしれません。

「【主】は遠くから私に現れた。「永遠の愛をもって、わたしはあなたを愛した。それゆえ、わたしはあなたに真実の愛を尽くし続けた。」」

エレミヤ書 31章3節(新改訳2017)

「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。」

ローマ人への手紙 8章28節(新改訳2017)

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

ヨハネの福音書 3章16節(新改訳2017)