大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

10月6日

夫を亡くした妻が見つけた新しい日常のさし絵

夫を亡くした妻が見つけた新しい日常

― 大切な人を失った後の日々 ―

長年連れ添った夫を病で亡くしたフサエは、しばらく何も手につかない日々を過ごしていた。

娘が「無理に元気にならなくていい」と繰り返し伝えてくれたことが、唯一の救いだった。

一年ほど経った頃、夫が好きだった庭の手入れを、少しずつ再開するようになった。

花を咲かせながら、フサエは夫との思い出を、悲しみだけでなく温かさとしても感じられるようになっていった。

悲しみは消えなくても、時間の中で、それを抱えながら生きていく形が見つかることがあります。

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

詩篇 55篇22節(新共同訳)

「見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。」

詩篇 127篇3節(口語訳)

「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」

ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)