大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

1月3日

種をまく人のさし絵

種をまく人

― 続けることの意味 ―

センは畑に出て、袋いっぱいの種を、腕を大きく振って蒔いていった。

ある種は、踏み固められた道ばたに落ち、鳥についばまれてしまった。ある種は、石の多い土に落ち、芽は出たものの、根を深く張れずにすぐ枯れてしまった。ある種は、いばらの間に落ち、育つそばから覆われてしまった。

けれどセンは、蒔く手を止めなかった。そしてある種は、よく耕された柔らかな土に落ち、そこにしっかりと根を張り、やがて何倍もの実りをもたらした。

畑を見にきた若者が「無駄になった種も多かったのでは」と尋ねると、センは笑って答えた。

「どの土に落ちるかは、蒔いてみるまでわからない。だから私は、実る場所を信じて、蒔き続けるんだよ」

すべての種がすぐに実るとは限りません。それでも、種を蒔く手を止めない人がいます。

「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」

箴言 16章3節(新改訳2017)

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。」

コロサイ人への手紙 3章23節(新改訳2017)

「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」

ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)