2月18日
まだ足りないと思う手
― 完璧でなくても、価値がある ―
大工のセイは、家を建てるたびに、細部まで妥協せず、何度もやり直しを重ねていた。
「まだ足りない、もっと良くできるはずだ」。その思いが、セイをいつも急き立てていた。
納期はどんどん近づき、セイは眠る時間も削って、作業を続けていた。
見かねた仲間が言った。「完璧を目指す気持ちは立派だ。でも、今のままでも、十分に価値のある仕事だよ」
セイはその言葉に、ふっと肩の力が抜けるのを感じた。
もっと良くしたいという思いは大切です。それでも、今のままの自分にも、価値はあります。
「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」
ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)
「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」
イザヤ書 41章10節(新改訳2017)
「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。」
詩篇 34篇18節(新改訳2017)