大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

2月20日

輪の外にいた子のさし絵

輪の外にいた子

― 気づいていると伝えること ―

ナツは、あるときから、教室の輪の中に入れてもらえなくなった。話しかけても、返事が返らない日が続いた。

ナツは、誰にも気づかれていないと思い、一人で昼休みを過ごすようになっていた。

ある日、教師のレンが、さりげなくナツの隣に腰かけて、他愛のない話をし始めた。

レンは言った。「気づいているよ。一人にしていないから」

その一言だけで、ナツは、完全に一人ではないのだと感じることができた。

状況をすぐに変えられなくても、気づいていると伝えることが、誰かの支えになります。

「友はどんなときにも愛するもの。兄弟は苦難を分け合うために生まれる。」

箴言 17章17節(新改訳2017)

「互いに忍耐し合い、だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい。」

コロサイ人への手紙 3章13節(新改訳2017)

「できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。」

ローマ人への手紙 12章18節(新共同訳)