大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

3月21日

嵐の中の静けさのさし絵

嵐の中の静けさ

― 状況に左右されない平安 ―

漁師リョウは、突然の嵐に見舞われ、仲間たちがパニックに陥る中、不思議と落ち着いていた。

「なぜそんなに冷静でいられるんだ」と仲間に聞かれ、リョウは少し考えてから答えた。

「嵐は自分の力では止められない。それなら、慌てるより、今できることをするだけだと思って」

リョウの落ち着いた声かけが、パニックになりかけていた仲間たちを、少しずつ静めていった。

嵐が過ぎたあと、仲間の一人が言った。「リョウの落ち着きに、何度も助けられたよ」

状況そのものを変えられなくても、心の中に静けさを保つことが、まわりの支えになることがあります。

「主は心の打ち砕かれた者をいやし、彼らの傷を包む。」

詩篇 147篇3節(新改訳2017)

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」

ピリピ人への手紙 4章6節-7節(新改訳2017)

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。」

マタイの福音書 11章28節-30節(新改訳2017)