大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

1月13日

小さな一かけらのさし絵

小さな一かけら

― 小さな影響の大きさ ―

パン職人のフィアは、大きな生地のかたまりに、ほんの小さなパン種を混ぜ込んだ。

見た目には、ほとんど変化がないように見えた。弟子は「こんな少量で、意味があるのか」と尋ねた。

フィアは答えず、ただ生地を布で覆い、しばらく待つように言った。

翌朝、生地はかたまり全体がふっくらとふくらんでいた。小さなパン種が、全体を静かに変えていた。

フィアは言った。「大きな変化は、いつも、目に見えない小さなところから始まるものだよ」

自分ひとりの小さな行いも、思っている以上に、まわりへ静かに広がっていくのかもしれません。

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」

詩篇 55篇22節(新共同訳)

「【主】は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。」

詩篇 23篇1節(新改訳2017)

「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」

ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)