大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

7月23日

祈っても叶わなかった願いのさし絵

祈っても叶わなかった願い

― 祈りが届かないと感じるとき ―

ミサキは大切な人の病気平癒を、毎晩祈り続けていた。それでも願いは、思うようには叶わなかった。

「神様は本当にいるのか」。怒りにも似た気持ちで、ミサキは自問し続けた。

年月が経ち、ミサキは気づいた。祈りは願いを叶える魔法ではなく、辛い時間を一人で抱えないための支えだったのかもしれない、と。

答えが出たわけではない。それでも、あの祈りの時間が、自分を支えていたことだけは確かだった。

祈りが結果を変えなくても、祈る時間そのものが、誰かの心を守っていることがあります。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」

ヨハネの福音書 3章16節(新改訳2017)

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」

イザヤ書 41章10節(新改訳2017)

「【主】は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。」

詩篇 23篇1節(新改訳2017)