大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

1月29日

すべてを失った年のさし絵

すべてを失った年

― 苦しみの中でも希望を手放さないこと ―

牧場主シンは、ある年、家畜も畑もすべてを、災害で失ってしまった。

友人たちは口々に「何か悪いことをしたのでは」と、シンを責めるように言った。

シンは反論せず、ただ静かに悲しみ、それでも希望を手放す言葉は口にしなかった。

長い苦しみの季節を越えたころ、シンのもとには、少しずつ新しい実りが戻り始めた。

シンは言った。「失った時間は戻らない。それでも、また一から始める力は、残っていた」

すべてを失ったように感じるときでも、もう一度始める力は、まだ自分の内にあるのかもしれません。

「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」

マタイの福音書 6章33節(新改訳2017)

「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」

イザヤ書 41章10節(新改訳2017)

「わがたましいよ、主をほめよ。そのすべてのめぐみを心にとめよ。主はあなたのすべての不義をゆるし、あなたのすべての病をいやし、」

詩篇 103篇2節-3節(新改訳2017)