大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

2月2日

急がなかった庭師のさし絵

急がなかった庭師

― 自分の季節を信じること ―

庭師のトモは、まわりの庭が次々と花を咲かせる中、自分の庭だけが静かなことに焦りを感じていた。

「なぜうちだけ、こんなに時間がかかるんだろう」と、トモはため息をついた。

先輩の庭師が言った。「花には、それぞれの咲く季節がある。急かしても、早く咲くわけじゃないよ」

トモは、比べることをやめ、自分の土をていねいに耕すことに、また目を向けるようになった。

その年の終わり、トモの庭にも、静かに、けれど確かに、花が咲き始めた。

誰かと同じ時期に何かが起こらなくても、自分の季節は、ちゃんと巡ってきます。

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。」

コリント人への手紙第一 13章4節(新改訳2017)

「できれば、せめてあなたがたは、すべての人と平和に暮らしなさい。」

ローマ人への手紙 12章18節(新共同訳)

「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。」

マタイの福音書 6章34節(新改訳2017)