大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

2月3日

壊れた器の物語のさし絵

壊れた器の物語

― 壊れたものを、もう一度形づくる ―

リツの大切にしていた器が、ある日、床に落ちて割れてしまった。

リツは割れた破片を、悲しみながらも、一つずつ丁寧に拾い集めた。

「もう元には戻らない」と誰かが言った。リツは首を振り、金の漆で、破片を接ぎ合わせ始めた。

器は、以前とは違う姿になった。継ぎ目には、金色の線が、模様のように浮かび上がっていた。

リツは言った。「壊れたことをなかったことにはできない。それでも、違う形で、また大切にできる」

一度壊れてしまった関係も、時間と誠実さをかけて、違う形で結び直せることがあります。

「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」

エペソ人への手紙 5章25節(新改訳2017)

「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。」

エペソ人への手紙 4章32節(新改訳2017)

「ふたりはひとりよりもまさっている。ふたりが労苦すれば、良い報いがあるからだ。どちらかが倒れるとき、ひとりがその仲間を起こす。」

伝道者の書 4章9節-10節(新改訳2017)