2月5日
扉を叩かなかった日々
― 急かさず、そばにいること ―
シゲルの娘は、ある朝から学校へ行けなくなり、自分の部屋から出てこなくなった。
シゲルは焦り、最初は「どうして行かないんだ」と、つい強い言葉をかけてしまった。
けれど、それでは何も変わらないと気づき、シゲルは態度を変えることにした。
毎朝、扉の前で「おはよう、今日もここにいるよ」とだけ言って、仕事に出かけるようになった。
半年ほど経ったある日、扉が少しだけ開き、娘が小さな声で「おはよう」と返してくれた。
急かさず、ただそこにいると伝え続けることが、誰かの支えになることがあります。
「若者をその行く道にふさわしく教育せよ。そうすれば、年老いても、それから離れない。」
箴言 22章6節(新改訳2017)
「見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。」
詩篇 127篇3節(口語訳)
「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」
ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)