3月2日
小さくなっていく村
― 数が減っても、続いていく物語 ―
山あいの小さな村では、子どもの声が、年々少なくなっていた。
「このままでは、村がなくなってしまうかもしれない」。長老は、静かな危機感を抱いていた。
ある若者が、都会での暮らしをやめて、村に戻ってくることを決めた。
若者は言った。「人数は少なくても、ここで暮らし続ける人がいる限り、物語は続いていくと思うんです」
村では、少ない人数だからこそできる、新しい支え合いの形が、少しずつ生まれ始めた。
数の多さだけが、豊かさを決めるわけではありません。続いていく物語は、形を変えて残っていきます。
「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。」
マタイの福音書 6章34節(新改訳2017)
「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」
箴言 16章9節(新改訳2017)
「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがありません。」
ヘブル人への手紙 13章8節(新改訳2017)