大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

3月2日

小さくなっていく村のさし絵

小さくなっていく村

― 数が減っても、続いていく物語 ―

山あいの小さな村では、子どもの声が、年々少なくなっていた。

「このままでは、村がなくなってしまうかもしれない」。長老は、静かな危機感を抱いていた。

ある若者が、都会での暮らしをやめて、村に戻ってくることを決めた。

若者は言った。「人数は少なくても、ここで暮らし続ける人がいる限り、物語は続いていくと思うんです」

村では、少ない人数だからこそできる、新しい支え合いの形が、少しずつ生まれ始めた。

数の多さだけが、豊かさを決めるわけではありません。続いていく物語は、形を変えて残っていきます。

「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。」

マタイの福音書 6章34節(新改訳2017)

「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」

箴言 16章9節(新改訳2017)

「イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがありません。」

ヘブル人への手紙 13章8節(新改訳2017)