大人の絵本 365日

1日に ひとつ、静かに 心に とどく物語を

3月24日

待ち続けた寛容のさし絵

待ち続けた寛容

― すぐに裁かず、待つこと ―

職人ライは、なかなか仕事を覚えられない弟子に、何度も同じことを教え続けていた。

「もう見込みがないのでは」とまわりに言われても、ライは弟子を見放さなかった。

「人にはそれぞれ、伸びる時期がある。今がその時じゃないだけかもしれない」

ライは焦らず、根気強く、弟子と向き合い続けた。

何年か後、弟子は誰よりも丁寧な仕事をする職人へと、静かに育っていった。

すぐに結果が出なくても、待ち続ける心が、誰かの成長を支えることがあります。

「あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」

箴言 16章3節(新改訳2017)

「何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心から行いなさい。」

コロサイ人への手紙 3章23節(新改訳2017)

「思いわずらいを、すべて神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」

ペテロの手紙第一 5章7節(新改訳2017)